*Law&size(12){ − 国法 −};
#contents
**最初に
これらは自分の直轄地と廷臣にのみ影響を及ぼし、属国はそれぞれ独自の国法を定めます。
**Heritage Laws&size(12){   − 王が死んだときその領土をどのように引き継ぐかを決めます −};
このゲームではベースがサリカ法(フランク人サリー族の伝統的な男子継承法)であるため、女子に財産や領土を継承させることはできません。また私生児自身にも継承権はありませんが、私生児の子は他の子孫と同じように扱われます。*注意*プレイヤーと異なる姓の人物が後継者となった場合、ゲームオーバーになります。血縁関係になくても姓が同じなら継続してプレイできます。

***Salic Primogeniture (サリカ法長子相続)
王の息子の中で最も年長な者がすべての遺産を継ぐ。 
該当する人物がすでに死んでいる場合は、その息子の中で最も年長な者が継ぐ。最も年長な息子が継ぐことができないときは、2番目に年長な息子が継ぐ。王に息子がいなければ孫が、王に子孫がいなければ最も近い男系の親族が跡を継ぐ。
#ref(Salic Primogeniture.GIF)

***Semisalic Primogeniture (準サリカ法長子相続) 
Salic Primogenitureのシステムで女系男子も継ぐことができるようにしたもの。この場合、女系男子の継承順は年齢に関係なく、すべての男系男子の後になる。
#ref(Semisalic Primogeniture.GIF)

***Salic Consanguinity (サリカ法血縁相続)
王の子供の中で最も有力な者がすべての遺産を継ぐ。 
該当する人物がすでに死んでいる場合は、その兄弟の中で最も年長な者が継ぐ。王の子供が全員死んでしまっている場合は、王の孫の中で最も有力な者が継ぐ。軍事能力、名声、領地によって
だれが最も有力な人物か決められる。 

***Semisalic Consanguinity (準サリカ法血縁相続)
Salic Consanguinityのシステムで女系男子も継ぐことができるようにしたもの。 

***Salic Gavelkind (サリカ法分割相続)
年長な者から順番に、王の息子〜孫が平等に遺産を受け継ぐ。 
ただし、女系男子は遺産を継ぐ権利はない。 

***Semisalic Gavelkind (準サリカ法分割相続)
Salic Gavelkindのシステムで、女系男子も継承者に含めるようにしたもの。 

***Elective Law (選挙制) 
最も有力な男の家臣がすべての遺産を継ぐ。
軍事能力、名声、領地によってだれが最も有力な人物か決められる。 


**Realm Laws&size(12){   − 兵科構成の比率や、各階級に課す税の比重を大枠として決定します −};
***Royal preorgatory law(神授的王制法)
統治者に馬上試合イベントが発生する。属国の忠誠度は月毎に-1の補正が掛かるために、君主の外交能力が低い場合は領国が瓦解する危険性がある。
また、少なくない頻度で封臣がこの法制に反発して忠誠度低下、主君への称号請求と共に反逆者の性格を得るイベントが発生する。
その他君主が無能な場合は伝統的慣習法への回帰か封臣の一斉離反の二択を強いられるイベントが発生するため、領国の維持はより困難になる。
軍隊規模は慣習法の1.1倍で、各兵科がバランスよく均等に編成され、全ての階級に対して税を最大まで徴収することが出来る。
とはいえ技術力の低い序盤は各階級の税徴収を増やすことが出来ず、重装甲兵科のステータスもまだまだ他兵科と大差無いためにメリットを感じにくい。
全体的にゲーム後半になってから採用すべき法制である。

---属国への税は0〜100%が可能です。 
---貴族への税は50〜100%が可能です。
---商人への税は25〜100%が可能です。
---農民への税は25〜100%が可能です。 

***Feudal contract law(封建的契約法)
統治者に馬上試合イベントが発生する。属国の忠誠度は月毎に+1の補正が掛かるために、領国の維持がしやすい法制である。
また、ランダムで封臣の忠誠度が上昇するイベントが発生。一方で君主が無能かつ選択法を採用していない場合は、選択法の採用か封臣の一斉離反の二択を強いられるイベントが発生することもある。
難易度が普通以上で選択法を採用していない場合、ランダムで頻繁に農民・市民の権力低下イベントが発生するので自然と軍隊は騎兵・軽歩兵が増えることとなる。
軍隊規模は慣習法の1.3倍で、大規模な兵力を持つことが出来るがその多くは軽騎兵と軽歩兵である。
農民・商人に対して最大まで税を徴収できるが、一方で貴族と属国からは半分までしか徴集できない。
序盤は兵科ごとの装備のステータスの差が少ないため、単純に兵力で優位に立つことが出来る。
ただしレベル4の装備が普及する頃になると、レベル3までしか装備できない軽騎兵と軽歩兵は単なる金食い虫となってしまうため、神授的王制法とは逆に序盤有利で後半不利となる法制である。

---属国への税は0〜50%が可能です。 
---貴族への税は0〜50%が可能です。
---商人への税は50〜100%が可能です。
---農民への税は50〜100%が可能です。 

***Traditional custom law(伝統的慣習法)
統治者の馬上試合イベントは発生せず、属国の忠誠度への補正もない。
軍は重歩兵中心の編成で、残りがほぼ均等に割り振られる。ただし騎士は平地でしか編成できない。
税の徴集上限も中途半端、この法制によるグッドイベントもバッドイベントも無いなどあらゆる意味で可もなく不可もない法制である。

---属国への税は0〜70%が可能です。 
---貴族への税は0〜70%が可能です。
---商人への税は0〜70%が可能です。
---農民への税は0〜70%が可能です。 

***Popular law(大衆法)
統治者の馬上試合イベントは発生せず、属国の忠誠度への補正もない。
とはいえ神授的王権法と同様に、少なくない頻度で封臣がこの法制に反発して忠誠度低下、主君への称号請求と共に反逆者の性格を得るイベントが発生する。
難易度が簡単以下で選択法を採用していない場合、ランダムで頻繁に貴族の権力低下イベントが発生するので自然と軍隊は槍兵・弓兵が増えることとなる。
軍隊規模は慣習法と同じ。騎士は平地で僅かに編成できるだけだが、軽歩兵が全く編成されないのが最大の特徴である。この法制を採用した場合は弓・棹状武器・革鎧を積極的に開発すべし。
農民・商人に対して半分までしか税を徴収できないため、ゲーム後半では収入面で不利になりがちである。
ただし、この法制を採用している場合は州の富裕度上昇イベント発生率上昇&下降イベント発生率低下の効果があるため、じわじわと全領土が富裕な状態に向かっていくことになる。

---属国への税は50〜100%が可能です。 
---貴族への税は50〜100%が可能です。
---商人への税は0〜50%が可能です。
---農民への税は0〜50%が可能です。 

* 部隊構成の兵科については、「MOD」-「CK 兵科構成リファレンスファイル」を参照して下さい。
* 「文化的進歩」の税率への応用は、[[「税の種類と税率変更について」:http://cgi.f41.aaacafe.ne.jp/~ckwiki/pukiwiki.php?Tips#content_1_2]]を参照して下さい。
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**Religious Laws&size(12){   − 教会の力をどの方面に活用するかを大枠として決定します −};
***Regal supremacy law
宗教的な権威はイベントによって時間とともに上下し、高利貸しイベントも発生します。
領内の司祭の力により追加の兵士を得ることができます。
---教会への寄付は0〜80%が可能です。
---カトリック司教へ就任する確率は、統治者80%、教皇20%です。

***Monastic supremacy law
宗教的な権威はイベントによって時間とともに上下し、高利貸しイベントは発生しません。
領内の司祭の力により追加の兵士の代わりに余分の金を得ることができます。
---教会への寄付は50〜100%が可能です。
---カトリック司教へ就任する確率は、統治者30%、教皇70%です。

***Ecclesical balance law
宗教的な権威はイベントによって時間とともに低下し、高利貸しイベントは発生しません。
領内の司祭の力により兵士と金を少量得ることができます。 
---教会への寄付は30〜70%が可能です。
---カトリック司教へ就任する確率は、統治者50%、教皇50%です。

***Church supremacy law
宗教的な権威はイベントによって時間とともに向上し、統治者は高利貸しを禁止します。
領内の司祭の力により兵士や金を得ることはできません。教会と聖堂を建設する費用が安くなります。
---教会への寄付は70〜100%が可能です。 
---カトリック司教へ就任する確率は統治者0%、教皇100%です。


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