[[お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ]] **晩年 [#udcd30ab] 弟と妹との離別の後、ルードヴィクは人と話さず、一人自室に篭る事が多くなった・・・~ &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);ルードヴィク様…おいたわしい。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェ.png);ここはひとつ、後妻を迎えてはいかがでしょう? &ref(二代目ゲプハルトお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);ルードヴィク様…おいたわしい。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェr.png);ここはひとつ、後妻を迎えてはいかがでしょう? &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);そうか…それもいいかもしれない。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);しかし僕自身37歳ともう年だ、子供はあまり期待できそうにない。継承は考えず、能力的に優秀な人に来てもらう方向でいこう。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェ.png);では、そのように。…この方などどうでしょう。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェr.png);では、そのように。…この方などどうでしょう。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);ガリシア公爵家?イベリアとは随分遠いな。まあいいや、行ってみよう。 #ref(7-1.png) マリア・デ・ヴァリャドリド、27歳。さほど優秀でもない気もするがこの時点では最良だった。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);…って、未亡人さんなのな。((作者は国勢台帳を見て適当に決めたため、結婚が決まるまで気付いていなかった。)) さらにマリアはガリシア公にとっても後妻であった。何か苦労してそうな人である。~ &ref(マリア.png);ええの?うち、連れ子までおるんやけど… &ref(マリアr.png);ええの?うち、連れ子までおるんやけど… イベリアは''ドイツから見て西なので関西弁''にした。安直すぎる発想である。~ &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);実際は関西弁どころか言語自体違うはずなんですけどね。 &ref(二代目ゲプハルトお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);実際は関西弁どころか言語自体違うはずなんですけどね。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);構わないさ、''言葉の壁なんて愛さえあれば関係ないよねっ!'' &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);ガリシア公の代わりだっていい、君と一緒にいたいんだ! &ref(マリア.png);…分かったわ、ええよ。こちらこそ、ウタさんの代わりでもええ、あなたの傍にいさせてな。 &ref(マリアr.png);…分かったわ、ええよ。こちらこそ、ウタさんの代わりでもええ、あなたの傍にいさせてな。 #ref(7-2.png) で・・・~ &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);愛による結びつきだ! &ref(マリア.png);いややわぁ、あなた♥ &ref(マリアr.png);いややわぁ、あなた♥ #ref(7-3.png) 傷を舐めあうように寄り添った二人のこの恋が、晩年のルードヴィクをどれだけ癒したかは想像に難くない。 ~ ところが・・・~ &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);またあそこからの使者か。参戦依頼なら断って帰ってもらってくれ。…何、違う? &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);え、あの時の子供?…''まさか!'' #ref(7-4.png,around) 不義の子フリードリヒ #img(,clear) &ref(マリア.png);ちょっと、どういうこと!? &ref(マリアr.png);ちょっと、どういうこと!? &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);いや、それは、その…ゴニョゴニョ &ref(マリア.png);はぁ…まぁええわ。時期的に前の奥さんの時やろうしな。 &ref(マリア.png);でも、二度とこんな事したら許さへんで? &ref(マリアr.png);はぁ…まぁええわ。時期的に前の奥さんの時やろうしな。 &ref(マリアr.png);でも、二度とこんな事したら許さへんで? &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);ホントすみませんでした。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/謎のお姉さん.png);一度も参戦してくれないから、文句の一つも言いに行ったのだけれど… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/謎のお姉さん.png);チューリンゲン公、よく見たら中々いい男じゃない。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/ゲルベルガ.png);ちょっと惚れちゃったわぁ。ま、後はよろしくねぇ~♪((ゲーム中では私生児の母親は不明なので、この流れは全て作者の脳内補完です。でもゲルベルガはルードヴィクの2歳上と近いし独身なのでアリかと思って…)) ~ そして・・・~ &ref(子供男.png);ルードヴィクの長男 ゲプハルト)クレメンティア、好きだ! &ref(子供女.png);同じく長女 クレメンティア)お兄様♥ &ref(男の子(血族).png);ルードヴィクの長男 ゲプハルト)クレメンティア、好きだ! &ref(女の子(血族).png);同じく長女 クレメンティア)お兄様♥ #ref(7-5.png) ''この親にしてこの子あり''である。 このような事がありつつも、チューリンゲンはつかの間の平和を謳歌していた。 しかし。戦争と心労に蝕まれたルードヴィクの最期は近付いていた――― ~ 1082年~ ルードヴィクは妻と臣下の見守る中、死の床に臥せっていた。~ &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);&ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェ.png);ルードヴィク様… &ref(二代目ゲプハルトお兄ちゃん そのいち/ユッテ.png);&ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのさん/コンスタンツェr.png);ルードヴィク様… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);うう…もう助かりそうにないな… &ref(マリア.png);そんな…あなた、しっかりしてっ! &ref(マリアr.png);そんな…あなた、しっかりしてっ! &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);…僕は、間違っていたんだろうか… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);確かにチューリンゲンは大きくなった。でも…本当はそんなの必要なかったんだ。 &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);小さな領土のままでもいい。ウタ、ベリンゲル、アデルハイデ。昔みたいに兄弟4人で一緒に笑って過ごせれば、それで… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);運命の歯車が少し…ほんの少し違うだけでも、こんな結末にならずに済んだかも知れなかったのに… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);…でも、ウタが言ってた通り、時は二度と戻らないんだね。 &ref(マリア.png);… &ref(マリアr.png);… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);マリア…子供達を…頼んだよ… &ref(マリア.png);あなた… &ref(マリアr.png);あなた… &ref(一代目ルードヴィクお兄ちゃん そのいち/ルードヴィク.png);手を握っていてくれ…最後に…君に会えてよかった、それだけが…幸せだ… #ref(7-6.png) チューリンゲン公ルードヴィク、40歳でこの世を去った。 その死に顔はしかし、安らかだったという―― [[→二代目へ進む>二代目ゲプハルトお兄ちゃん そのいち]] TIME:"2013-04-01 (月) 13:39:38"