あらすじ†
アタシの名前はマチルダ。心に傷を負ったトスカナ女伯。ガチガチゲルフで反逆体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は帝国皇帝をやってるハインリヒ、皇帝にナイショで暗殺を企んでるオットー。訳あって帝国の一員になってるマグヌス。
友達がいてもやっぱり封臣はタイクツ。今日も皇帝とちょっとしたことで口喧嘩になった。
主従同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でイタリアを物色することにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク…。」そんなことをつぶやきながら英語のポップアップを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
イタリアの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません…。」…またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、チラっと男のポートレートを見た。
「…!!」
…チガウ…今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを駆け巡った…。
「…(カッコイイ…!!…これって運命…?)」
男は教皇だった。公号もがれて占領された。「キャーやめて!」傭兵が逃げた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは投げた。教皇派(笑)
プレイまで†
CK2の発売日が迫る中、私は頭を抱えていた。
偉大な翻訳者がもたらす開発情報は私の購買意欲をひたすら煽りたててくれたのだが、懸念するのはPCスペック。
何せEU3はおろかSengokuデモですらカクった骨董品だ。仮に動いたとしてプレイに堪える保証はない。
どうすっかなー、当分CK1で我慢かなーと悶々していたある日、CKスレにデモの公開が伝えられた。
277 名前:名無しさんの野望[sage] 投稿日:2012/02/04(土) 17:36:03.37 ID:A2m15yii
びっくりするほど軽いな!
恐れてたPC買い換えは必要ないわ。
この軽さがデモだけじゃないことを祈る。
みるみる勇気がわいてくる。乗るしかないこのビッグウェーブに。
早速ダウンロードし、意気揚々と起動。
…長い。スレでも言われていたが本当に長い。やはりポンコツくんには荷が重かったか。
そもそもCK1でもプレイ中に落ちるもんな。ちょっと背伸びしすぎたな。
とはいえ待ちに待ったCK2を前にしてこれを遊ばぬ法はない。やはり祭りは踊って何ぼだ。
チュートリアルもほどほどにシングルスタート。
英語はさっぱりわからないが、一部の用語さえ覚えれば何とかなるのは前作で学習済みだ。
選ぶのはイタリアはトスカナ伯のマチルダさん。どうせ前作と同じく金持ちが強いゲームだ。イタリアなら大負けはあるまい。
顔が少々不細工だったがその辺は目をつむることにした。
新要素とその雑感†
スタートした初っ端から、アイコンであーせいこーせい言われる。
前作と違って初期設定でなすべきことが多いようだが、何もかもが目新しいのだ。該当箇所を見つけるにもいちいち手間取ってしまった。
パラドゲーの敷居の高さを改めて感じるが、まあ慣れれば快適になるだろう。
とりあえず結婚すれば万事うまくいく気がしたので、適当に婿養子を探しつついろいろ触ってみることにする。
- キャラクター
インターフェイスがかなり見やすくなっている。特に雑多な封臣を容易に判別できるのがかなり嬉しい。
各キャラクターにはオピニオン値が設定されていて、今作ではこれが展開を大きく左右するようだ。
その他で目新しいのは、新ステの教養値と一部の特質に細かな数値がついている点だろうか。これらはゲームを進めながら理解しようと思う。
既存ステの変容としては、外交値計算が大きい。
領主+宰相に加え嫁の半分も加算されるため、安定して数値を稼ぎやすくなった。その分、判定がシビアになっていないかが心配なところ。
統治効率への関与が管理値に戻っている点にも気をつけたい。
あと、個人的に非常にどうでもいいんだが、女性の継承が可能になったってことは、婚姻での乗っ取りも要領変わるんだよね。
ちなみに、マチルダさんの後継者は今のところハインリヒになっている。断絶=召し上げか。ランダム後継はさすがになくなったんだな。
- プロヴィンス
本城+いくつかの集落からなる。集落は全直轄も可能だが、基本的にはそれぞれ小領主を配置することになる。
封臣格が倍増するためこれまで以上に外交がキーとなり、外交=飾りだった伯号にも外交値が求められることになる。
その代わりかは解らないが、封領が増えた分統治効率の計算はやや甘い。直轄を本城のみに留めれば伯号でも割りと拡大できそうだ。
今回は称号の宣言が50%の領有でよく王は封臣同士の争いに関与しづらいっぽいので、成り上がりはかなり易化したんじゃないだろうか。
あとあまりよく見てないが、西欧には集落容量が大きいものの空き地が多い、そんな気がする。
動員兵力は集落ごとに独立して持ち、それぞれが技術+改善施設によってパンプアップする。空き地は寄与しないため、技術格差も相まって序盤のムスリムを凌ぐのは相当大変そうだ。
改善施設と言えば、今回は文字表記だけで何だか寂しい。前作の次第に賑わう領内画面が好きだっただけに、残念。
マップ上では変化しているのかも知れないが、普段はズームして見ないしな…。
- 顧問団
今回の顧問団には能動的に職務を与えることで、さまざまな成果が期待できる。
中でも宰相はクレーム奪取に必須のため重要度大だ。離間工作も要所に決めれば効果的に働くだろうし、CK2の鍵はこいつと確信する。
手持無沙汰もナンだし、とりあえずローマに送っておいた。*1
他の担当者は研究の加速にも当てられるようだが、プレイ期間の短いデモではさしてメリットも得られまい。それぞれ適当に配置しておいた。
家令に徴税やらせたらソッコーで農民に襲われ重傷になってたけど。それでも男か、軟弱者め。
- 法律
継承法は性別認証+優先順位の組み合わせで決められる。今作では分割相続がスタンダードのようだ。
直轄スキーとしては実に困った話であるが、封臣格が増えた以上、改正にはこれまで以上にデリケートに当たらねばならない。
つっても今回はドイツに臣従しているせいで、継承法の変更自体ができないわけだが。準サリカがつくづく恋しい。
税制や統治法も結構細かくなっていて、例えば封臣から土地を取り上げるには一定以上の法的強制力が必要になる。
当然、封臣どもは嫌がりことあるごとに法律改正を求めてくるわけで。
だからって市長!調子こいて免税求めてくるんじゃねえ!
- 研究
画面を見た感じ、技術ごとに経験値を積んでいく模様。イベント等での変動はあるにしても、ランダム性の高かった前作に比べ堅実みたいだ。
戦略性が高まって、この辺はゲーム志向の自分にとって嬉しい変化だ。
ただ、技術末節のレベルに個々名がないのはさすがに少々味気なく感じる。わかりやすいのはいいんだけどさ。
痩せたスカンジナビアにもようやく牧羊が伝わったぜなどと、細かな文明化がわかりなかなか感慨深かった。この辺は施設画面にも通じる。
ま、いずれにしてもデモでは空気だな。適当に読み流した。
- 軍事
管轄下の兵力を管理できる。封臣が供出する兵力はオピニオンによって決まるので、敵さんの前線or主力地区への離間工作は実に効果的だ。
また、タブの切り替えると傭兵の情報も見られる。傭兵は兵数がとみに優れ、兵力の限られる序盤では決定打になることが多い。
雇える傭兵団は地域によって差異があり、また有限でもあるため、雇うときは早いもの勝ちとなる。
こと序盤では、めぼしい傭兵がレンタル済みの場合は開戦を見送ることも選択肢に入るだろう。
レンタル済みでも雇用元と現兵数はわかるので、遠方の戦争を間接的に観戦できる。暇すぎて死にそうなときにはいいかもしれない。
- 陰謀
陰謀or目標を設定でき、それに応じて細かな施策も行える。
陰謀は大体は誰かの暗殺で、気の合う仲間を集めて実行する。数値上は100%以上に高められるが実行段階では90%が上限っぽい。
心なしか親族ほど暗殺を狙って来るようで、うっとうしいことこの上ない。
目標は役職で就任であったり一定量の貯蓄(金やら威信やら)がメインで、達成できれば難しさに応じたボーナスを享受できる。
施策は金やら威信やらを消費し代価を得るものが殆どで、特にランダム廷臣の獲得は安価である。*2
また、身分状況などに応じて新しい施策が出現することもある(告知あり)。
何もかもが適当すぎる。いろいろとごめんなさい。
あと、なんか嘘書いていたら教えてください。
ってか、長い。圧倒的に国語力が足りない。