「宗教に関係する問題を知ろう!」というコーナーです。
宗教は十字軍時代に密接にかかわりあっています。
これらを知ることによってよりCKを楽しめるでしょう。
カトリック中央協議会
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/memo/pope.htm
マスコミや関係各社などにも「教皇」と表示するように積極的に訴えかけているようなのですが、登録するさいに外務省に「法王庁」と申請してしまったために、今でも良く「法王」と表示されてしまうそうです。ちなみに政変や内乱などで国家や国名が大きく変わらないかぎり変更はされないらしいので、多分ずっと「法王庁」とされてしまうでしょう。
なお本稿ではカトリック中央協議会決定を優先し「教皇」。その政庁を公式文章にのっとり「法王庁」に統一します。
大司教以上の人の尊称なので「貎下」と書いても間違いではないのですが、やはりここは一つ「聖下」という尊称を使ってみてください。
日本政府は、ローマ法王“台下”と使っていますが、仏教等のトップでない人にも使うこの敬称は
誤りに近いものだと思えます。
本稿では教皇に統一しましたが「教皇」とは神の名の下に諸侯の法を束ねる長であり「カノッサの屈辱」に代表されるように、例え皇帝といえど逆らうことはなりません。ようするに神の執行代理人なわけでありますから、その言葉は神の言葉であり誰も逆らってはいけないのです。仮に信心深くない。あるいはキリスト教ではなくとも、全世界の十数億の信徒の長ですから、その影響力を無視することはできないでしょう。
現在の世界はほぼ西洋史観なので、アラブの一部地方を除いてはカトリックの長たる教皇は世界で一番偉いとされています。少なくとも皇帝と同格かそれ以上と認識されています。
なお、教皇聖下と昭和天皇が同席されたさいに教皇聖下は昭和天皇に席を譲られたという逸話が残っております。席を譲るという行為は格下が格上の相手に遠慮するための行為ですが、教皇聖下が天皇陛下よりも格下ということはありませんので、純粋に天皇陛下の身をお気遣いなされた教皇聖下の真摯なお人柄によるものでしょう。