Starter Guide   - CK初心者のための手引き -

(1)パッチをあてる

(2)シナリオ選択

CK、CKDVとも3種類のシナリオが用意されています。

(3)担当君主選択

いよいよCKが始まります。好きな国、人物のある方は、それを選択すれば問題ありませんが、そうでない方はどの君主で始めるか非常に迷うところです。
君主選びのポイントとしては、「立地」「肥沃度(経済力)」「技術力」「十字軍」「称号/Title」が挙げられるでしょう。

称号を選ぶ

CKには、「王/King」-「公/Duke」-「伯/Count」三段階の称号があります。
「ゲームは苦労が多いほど、楽しみも深い」と考える方は、「伯」から始めてみるとよいでしょう。
「ほどほどに強く、そして面白い」を望む方は、「公」から始めてみるとよいでしょう。
最初に王を選ぶと管理が大変ですし、「やれること」も「やるべきこと」も多い(多すぎる)ので、伯や公から成り上がっていく方が分かりやすいと思われます。

立地で選ぶ

肥沃度(経済力)で選ぶ

CKでは、州は固有の収入を持っていて、施設建設などにより「豊かな州はより豊かに」「そうでない州はそれなりに」発展します(基本的に施設は「収入を+Xパーセント増やす」働きを持つので、基礎収入が大きいほど効果は大きくなります)。
西欧諸侯は初期の技術力、施設建設でイスラム諸侯/Muslimに遅れをとりますが、土地の肥沃度という点では、イスラム諸侯に勝ります。
歴史的な重要都市を保持する君主や、それらを奪うのに有利な周辺国君主でプレーするとよいでしょう。
逆に弱小な伯で開始した場合、収入が低すぎて何もできない(ランダムイベントの出費ですら四苦八苦)といった状況になりがちです。

技術力で選ぶ

初めから高い技術力を持つ国を選ぶと、優位にゲームを進めることができます。
全体としてイスラム諸侯とその周辺は高い技術力を持っていますので、
技術力を重視する方は、ビザンツ諸侯などのイスラム周辺国で始めるとよいでしょう。
イスラム周辺国でなくとも、主要港のある州は技術的進歩が顕著(海を越えて技術が流入する)です。
ただし、あまり離れていては流入が遅れます。この点ではイタリア諸侯がお勧めです。

十字軍で選ぶ

CK最大のイベントである「Crusade(十字軍)」は、カトリック教国にのみ影響を与えます。
このイベントを最大限楽しみたい方は、カトリック教国でプレーするとよいでしょう。

(4)ゲームを始めてから 

ゲームがスタートしたら直ぐにキーボードの「Pause」ボタンを押して、進行を一時停止して下さい。これが最優先です。
これから王国/Realmの発展家系の存続と発展を目指して行くわけですが、まず何から始めたらよいか。
ゲーム開始後、やっておくべき事柄を挙げてみましょう。

状況の把握

初めのコマンド

※結婚する二人の姓が同じ場合、血縁関係が遠かったり、全く無くても「近親婚」特性を持つ子供が生まれる可能性があるのでできるだけ避けましょう。

(5)その後の進め方

全体的な方針

同姓の世継ぎがいなければゲームオーバーになります。*4
また、戦いに敗れて全領土を失ってしまっても話になりません。したがって、家系の安泰と領国の保持が最優先事項です。
領土を獲得して勢力を拡大すれば「基本的には」この目的にプラスとなります。が、評判を悪化させて世界を敵に回してはそれも覚束なくなります。
また時として戦争や暗殺を吹っ掛けられることもあり、それへの備えも必要です。
よってほとんどの場合、最初の目標は一族の後継者候補を増やすことと資金の蓄積・国力増大となります。

婚姻

家系が主役であるこのゲーム、家系存続のためには婚姻がもっとも重要なコマンドと言えます。
基本的に優秀な両親からは優秀な子孫が出る率が高いです。よって、若くて健康で、能力値が高く、性格が合い、変な特性を持たず、多産度の高い*5嫁を探すことは何より優先されます。
CKでは外部ツールが必要な難事でしたが、DVでは未婚女性一覧表が国勢台帳に用意され、非常に楽になりました。
場合によっては現在の嫁を対象に「暗殺」コマンドを行うことも必要となります。

領土獲得の手段としても婚姻は有力な選択肢です。上手く立ち回れば、わずか2代で伯から王への成り上がりも可能です。(後述)

領土の獲得

このゲームで新規の領土を獲得するには、以下のような方法があります

  1. 称号の権利/Claimを獲得し、その保有者に宣戦・勝利して、自分の称号を認めさせる
  2. 異教国に宣戦し、勝利して、併合するか・臣従させるかする
  3. 他国の封臣や独立した領主を臣従させる
  4. 継承によって他国を引き継ぐ
    順に説明していきましょう。

なお、最初から要求している称号があるとか、請求権を相続したとかで、もともとClaimを持っている場合もあります。そういう場合は、そこを狙っていくとお得かもしれません(逆にそれを気にせず行動する方が得な場合もあります)。

戦略

勢力を拡大するために新たな州を獲得しようとする場合、「収入」と「技術」が目安となります。
基本的には豊かで技術が流入しやすい(あるいはすでに高い技術を持つ)州を狙うべきです。
もう一つ、称号の宣言/Create Titleに必要な州を集めていくという目標もあります。
新称号を宣言すれば威信がもらえるし、国家運営の選択肢が増えます。また、現在が伯や公であれば、より上位の称号を宣言することで地位の向上が図れます。
アイルランド王やウェールズ王など、宣言しやすい王位を狙い、必要な領土を獲得していくのもよいでしょう。
ただし、戦争にはリスクが付きものです。特に自国や敵国に、同盟者や上級の主君がいる場合は要注意です。思わぬ大敵が現れたり、勝手に狙っていた土地を横取りされたり、いろいろ不都合なことが起きます。

州経営

社会階級の忠誠心の増減には、注意を払っておきましょう。
施設は基本的に好みのものを建てていけばよいでしょう。
ただし、徴兵には時間がかかるので、徴兵効率を上げる「Training Grounds」は、なるべく早めに作っておいた方がよいでしょう。
早く「Prestige」や「Piety」を上げたい場合は、建設完了時のボーナスや年度ボーナスのある施設を優先的に建てていくとよいでしょう。

十字軍

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*1 現スペイン
*2 現ロシア
*3 スウェーデン等
*4 本当は、まったく誰も継承者がいなければ謎の親族が現れて勝手に継承されますが
*5 隠しパラメータですが、兄弟の人数である程度見当は付けられます

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