各系統とも、レベルを上げることに、攻撃力が 6, 8, 10, 12, 15 と上昇する。
ただし、ランス(槍系Lv3:威力15)とヘヴィランス(槍系Lv5:威力20)は例外的に強力であり、弩の Lv1~3 は他系統に比べて威力が1低い。
さらに、各武器は特定の兵科が利用したときに威力ボーナスが付加され、これの効果もレベルアップに応じて大きくなる。
標準開発期間は、レベルが上がるごとに 50, 100, 200, 500, 1500ヶ月。
君主の軍事能力による補正は 14, 17, 20 を満たすごとに 5%, 10%, 10%。
開発期間を短縮する施設には「大学・兵器工場(各20~30%)」「図書館・鍛冶工場(各10%)」「港湾・道路施設(各5%)」などがあり、各系統各レベルごとに影響が多少異なる。
通称刀剣。軽騎兵に最適な武装。
軽騎兵が使う場合、弓騎兵に対して最大2.5倍(刀剣Lv3)の威力を発揮する。
これに期待して、モンゴル軍到着までに刀剣Lv3の普及を狙う戦略もアリ。
(軽騎兵は Lv3 までの武器しか装備できない)
この系統は、重騎兵・軽騎兵・重装歩兵の3兵科で共用できるため、開発は打撃武器と2択になりやすい。
共用できる兵科が多いため、序盤での利用効率の良さには優れるが、Lv4~Lv5 を自力開発する価値は低い。
重騎兵はランス(槍Lv3)が圧倒的に強く、軽騎兵は(刀剣Lv3)までしか装備できず、重装歩兵は打撃武器系のほうが強力なためである。
低レベルのものほど開発所用期間が長く、Lv1~2では他系統の30%増し。
貴族・聖職者の権力が強いと、それぞれ開発速度にボーナスがつく。
重装歩兵に最適な武装。
重装歩兵が使う場合、重装歩兵以外の歩兵に対して大きな攻撃ボーナスが与えられる。
一般的に重装歩兵は数が多いので、打撃武器の開発で得られるメリットは大きい。
この系統は、軽騎兵・重装歩兵の2兵科で共用できるため、開発は斬撃武器と2択になりやすい。
軽騎兵の刀剣ボーナスは「対弓騎兵」と偏っており、重騎兵の刀剣はランスへの繋ぎでしかないので、刀剣の開発を捨てて打撃武器開発を進めるのも、悪い選択ではない。
Lv1~2 では聖職者・市民、Lv4~5では貴族・聖職者の権力が強いと、それぞれ開発速度にボーナスがつく。
通称槍。
重騎兵・槍兵・軽歩兵の3兵科で使われる武装。
Lv1, 2, 4 は槍兵・軽歩兵専用、Lv3, 5 は重騎兵用と、変則的な構成になっている。
軽歩兵はロングスピア(槍Lv1)を得ることで他兵科に劣らぬ攻撃力を手に入れるが、Lv2 以降の槍を扱うことができない。
重騎兵はランス(槍Lv3)を手に入れることで他兵科の Lv5 武器に匹敵する攻撃力を手に入れ、ヘヴィランス(槍Lv5)を得ることで全兵科を凌駕する攻撃力を手にする。(ランスは軽歩兵・弓兵に、ヘヴィランスは歩兵全種に大きな攻撃ボーナス)
槍兵は Lv1、Lv2、Lv4 の槍を扱うことができ、重騎兵・軽騎兵に対する大きな攻撃ボーナスを得られる。
一般に重騎兵・槍兵は数が少ないので、開発の必要性を感じにくいが、プレーヤー直属軍を重騎兵で固めるつもりなら、最優先で開発を進めたい分野である。
森地形で 5~10%、伐採所で 10%の開発ボーナスがある。
ランス系は貴族、槍系は市民の権力が強いと、それぞれ開発速度にボーナスがつく。
事実上、弓兵専用の武器で、序盤での威力に優れる。
同用途の弩に比べて、Lv1~Lv2 の低レベルにアドバンテージがあり、重騎兵に対する攻撃ボーナスがある。
高レベルの弓を弓騎兵が使用すると、重騎兵・重装歩兵・槍兵・軽歩兵に対して絶大な威力を発揮するが、プレーヤーにとっては無関係な話。
森地形で 5%、伐採所で 10%の開発ボーナスがあるが、「鍛冶屋・兵器工場・大学・図書館」による開発ボーナスは受けられない。
弓兵専用の武器で、中盤以降で絶大な威力を発揮する。
Lv3以下では、他系統の武器に比べて威力が低く、攻撃ボーナスも少ない。
しかし同用途の弓に比べて、Lv4~Lv5 の高レベルでアドバンテージがあり、重騎兵・重装歩兵に対するボーナスがある。
とくにアーバレスト(弩Lv5)を装備した弓兵は、重騎士をも凌ぐ最強の重装歩兵キラーとなる。
森地形で 5%、伐採所で 10%の開発ボーナスがあるが、「鍛冶屋・大学・図書館」による開発ボーナスは受けられない。
装備できる防具は兵科によって決まっており、上位の防具を装備できる兵科は、下位にあるものも装備できる。
革鎧 | 防 | 開発 | 鎖帷子 | 防 | 開発 | 金属鎧 | 防 | 開発 | ||
ソフトレザー | 5 | 50 | チェインレザー | 10 | 100 | スケールメイル | 10 | 125 | ||
レインフォースレザー | 6 | 100 | ライトチェインメイル | 11 | 200 | バンデッドメイル | 12 | 250 | ||
ボイルレザー | 7 | 250 | チェインメイル | 12 | 500 | ハーフプレート | 15 | 600 | ||
リジッドレザー | 8 | 500 | フルチェインメイル | 13 | 1000 | プレートメイル | 18 | 1250 | ||
スケールレザー | 9 | 1500 | プレートチェインメイル | 14 | 2500 | フルプレート | 20 | 2500 |
軽歩兵・弓兵のための防具。
これら2兵科の初期防御力は極端に低いため、早い時期に Lv1 を開発しておきたい。
得られる効果は少ないが、革鎧 Lv1~Lv3 を開発しておくと、他防具Lv1~Lv3の開発期間に最大20%程度のボーナス。
鍛冶屋の開発ボーナスは得られず、兵器工場のボーナスが小さい代わりに、大学の効果が若干高い。
軽騎兵・槍兵のための防具。
序盤においては金属鎧との差が小さく、重騎兵・重装歩兵にとっても利用価値が高い。
防具未開発の状態から鎖帷子Lv1を得ると、4兵科の防御力が2倍に跳ね上がるため、序盤から戦争を仕掛けるつもりなら最優先で開発したい技術。
鎖帷子Lv5 を開発しておくと、金属鎧 Lv3~Lv5 の開発に 10% のボーナス。
重騎兵・重装歩兵のための防具。
重装歩兵は数が多く、重騎兵はプレーヤーにとっての貴重な戦力であるため、圧倒的な防御力を誇る金属鎧の利用価値は高い。
開発期間が長いとはいえ、Lv3 程度までなら比較的簡単に開発できる。開発には革鎧のボーナスが利用しやすい。
士気を強化する技術。Lv1,2では重騎兵と軽騎兵が、3,4では重騎兵と重歩兵が、5で前記三種が強化される。倍率はそれぞれ1.1~1.2。
白兵や士気を強化する技術。何が強化されるかは、割とまちまちである。
名前はいろいろだが、内部的な処理は共通で、攻城戦(siege)を1.1~1.5倍する
他の軍事技術と異なり、建造物を直接左右する技術。開発しただけでは効果はなく、実際のメリットを享受しようと思えば施設を建造するしかない。
~~つづく~~