さて、同盟者も出来たことだし、メクレンブルクに宣戦布告する!
メクレンブルクは隣のリューベックとの戦争で消耗してるし、今ならやれるよ!
ヴォレガストを占領したぞ!
離島のリューゲン以外は既にリューベックが占領している。ヴォレガストを取って講和するよ。
リューベックはその後メクレンブルクだけ取って講和したみたいだね。
リューベックは甘いな、戦争で容赦する事なんてないのに…
いずれにせよ。メクレンブルク、この決着は必ず付けるぞ!
…
お兄ちゃん、何か変わっちゃったな…最近は戦争ばっかりで、全然構ってくれないし…
軍団長 コンラト)ウタ様…私が貴方の傍におりましょう。
密偵頭 コンスタンツェ)ルードヴィク様。実は、ウタ様が…
そんな…!ウタ…どうして…あんなにお兄ちゃんを慕っててくれたのに…
僕が、僕が悪いのか…?
謎のお姉さん)あらら、妹さんと上手くいってないみたいねぇ。
それじゃ~、私と遊んでみない?
ムフフフ!
良かったわよ、じゃあね~♪
…つい流されてしまった…
しかし、あの人は誰だったんだろう?身分の高い女性だったみたいだけど…
1078年
メクレンブルクに再度宣戦を布告する!
停戦条約を結んでいますが…
関係あるか!奴らとは決着を付けなければいけないんだ!
兄さん…
(気の進まない戦いだ。こんな戦争に何の大義があるというんだ)
チューリンゲンは順調に進撃し、ヴェルレ・ロストックを占領した。しかし、ここで事件が起こる。
大変だ兄さん!メクレンブルクがカトリックに改宗した!
!?
なんと…異教徒でなければ、土地を占領しても請求権が取れません。
すると、奴らに要求できるものは?
ヴォレガストの請求権を放棄させる事と、後は賠償金ぐらいしか…
それだけ…?そんな…こんなことって…たったそれだけの為に、兵士達が…
僕達は一体何の為に戦っていたんだ…?
なら…僕はメクレンブルク公爵位を要求する!
兄さん…もうついていけないよ。
なに!?
こんな戦いは、もう止めにしよう。
それは…出来ない。ここで止めたら、それこそ死んでいった兵士達が浮かばれない。
そうか。じゃあ…お別れだね。
最後の義務は果たすけど…この戦いが終わったら、俺はチューリンゲンを去らせてもらうよ。*2
ごめんね、私もベリンゲルお兄ちゃんについていくね。
この戦いでチューリンゲンはメクレンブルク公爵位を得た。しかし、失ったものは余りに大きかった。
ベリンゲル…アデルハイデ…
そして・・・
またか…
もう限界だ!ウタ、君には修道院に行ってもらう!
…分かった。言い訳はしないよ。確かに、私の心がお兄ちゃんから離れてたのは事実。
だって、私が好きだったのは、昔の優しかったお兄ちゃんなんだもの…
!!
最初の戦争で、お兄ちゃんは変わっちゃった…私、お兄ちゃんがどんどん遠くに行っちゃうみたいで、寂しかったな。
でも、だからって浮気をしていいって事にはならないよね。ごめんね、私、いいお嫁さんにはなれなかったね。
ウタ…僕達、もう一度やり直す事は出来ないのかな。
私もそうできたらなって思う。でも、時は二度と戻らないんだよ。
さよなら、お兄ちゃん。本当に…大好きだったよ。