CK2の発売日が迫る中、私は頭を抱えていた。偉大な翻訳者がもたらす開発情報は私の購買意欲をひたすら煽りたててくれたのだが、懸念するのは我がPC。何せEU3はおろかSengokuデモですらカクった骨董品だ。仮に動いたとしてプレイに堪える保証はない。
どうすっかなー、当分CK1で我慢かなーと悶々していたある日、CKスレにデモの公開が伝えられた。
277 名前:名無しさんの野望[sage] 投稿日:2012/02/04(土) 17:36:03.37 ID:A2m15yii びっくりするほど軽いな! 恐れてたPC買い換えは必要ないわ。 この軽さがデモだけじゃないことを祈る。
みるみる勇気がわいてくる。乗るしかないこのビッグウェーブに。
早速ダウンロードし、意気揚々と起動。
…長い。スレでも言われていたが本当に長い。やはりポンコツくんには荷が重かったか。そもそもCK1でもプレイ中に落ちるしな。ちょっと背伸びしすぎたな。
とはいえ待ちに待ったCK2を前にしてこれを遊ばぬ法はない。やはり祭りは踊って何ぼだ。
チュートリアルもほどほどにシングルスタート。
英語はさっぱりわからないが、一部の用語さえ覚えれば何とかなるのは前作で学習済みだ。
選ぶのはイタリアはトスカナ伯のマチルダさん。どうせ前作と同じく金持ちの強いゲームだろうし、イタリアには夢がある。顔が少々不細工だがその辺は見なかったことにした。
アタシの名前はマチルダ。心に傷を負ったトスカナ女伯。ガチガチゲルフで反逆体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は帝国皇帝をやってるハインリヒ、皇帝にナイショで暗殺を企んでるオットー。訳あって帝国の一員になってるマグヌス。
友達がいてもやっぱり封臣はタイクツ。今日もハインリヒとちょっとしたことで口喧嘩になった。
主従同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でイタリアを物色することにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク…。」そんなことをつぶやきながら英語のポップアップを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
イタリアの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません…。」…またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、チラっと男のポートレートを見た。
「…!!」
…チガウ…今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを駆け巡った…。
「…(カッコイイ…!!…これって運命…?)」
男は教皇だった。公号もがれて殲滅された。「キャーやめて!」傭兵が逃げた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは投げた。教皇派(笑)
いろいろと適当すぎる。ごめんなさい。