プレイレポ/聖ジョージアの騎士団
セルジュークトルコは十一世紀後半からビザンツ帝国の領土を侵食し、正教圏のキリスト教徒たちを恐怖のずんどこに落とし入れた。 ジョージア帝国はテイムラズ・バグラトゥニの代にカスピ海貿易の利権をおさえて強国となり、宮廷内乱のあともコーカサスの雄として六万人の動員が可能であった。 即位した王トルニクはビザンツと戦うセルジュークトルコを攻撃し、快進撃を続ける。 しかし内乱がふたたびジョージア王国を襲い、王国の前途には暗雲が垂れこめていた。