今回は、初AARということでお見苦しい点も多々あったと思いますが
最後まで見ていただいた方には本当に感謝しております。
また機会があれば、「ビザンツ諸侯でセルジュークに叩きつぶされるAAR」などを考えているのでよろしくお願いします。
最後に、拡張プレイをやっていく上でのゲーム的な手法をいくつか。
きっと今後誰かが、世界征服タイムアタックAARをやってくれると信じて。
(すでにwikiで出てるものが多いですが…)
■国内政策
「サリカ法親族相続制」+「封建的契約法(封臣、廷臣税率0%、他50%)」+「王権至上制 or 教会至上制」で運営してました。
拡張プレイを行う場合、これ以外だとシンドイのではないでしょうか。
封臣の忠誠心は、威信による補正も大きいので、
代替わりの際には出来るだけ早く4,000以上の威信を獲得するようにしていました。
具体には、君主が老齢のときに王位クレーム保持者が反乱を起こした場合、
さっさと和平して、次代の即位後すぐに討伐すると数万の威信を手に入れてました。
いらない親族達に各々1領邦を与えて、反乱するのを待っていてもいいかもしれません。
<教育方針>
後継者の教育方針は、外交能力の上がりやすい教会教育も捨てがたいのですが、
代替わりはなるべく少なくしたかったので、健康がプラスされる軍事教育にしていました。
外交系の特性に比べて軍事系の特性は、軍事技術開発にボーナスがつくというメリットがあります。
異論があるかもしれませんが、個人的に拡張プレイだと、
軍事能力>外交能力>管理能力>>>陰謀能力という優先順位です。
正直、直轄領はヴェネチアとジェノバだけ持っていても十分です。
<封数の数>
封臣の数は、できるだけ増やすようにしていました。
大諸侯が反乱を起こすと鎮圧だけで一苦労なので、反乱のたびに弱体化させて、
多くの公爵が一人の封臣も持たないような状態にしていました。
特に直轄領が多くなりがちな大司教領は、直轄領や封臣が少なくなるように気をつけて作っていました。
こうすると、「内乱の危機」も散発的なものになり、面倒なだけでほとんど怖くないのです。
最終的には、300以上の封臣を抱えることになっていました。
このため面倒だったので、封臣の忠誠心が減っても贈り物などは一切しませんでした。
<本拠地>
今回は、フランケン、シュヴァーベン地方を本拠地にしていましたが、
ウルムを押さえていても思ったほどには、技術伝播がなかったので
効率だけ考えれば、やはりドイツ王で世界征服さんのように、
さっさとヴェネチアかジェノバに引っ越した方がいいような気がします。
また世界征服に最も適しているのは、カトリックの王国だと思います。
離反した国でも同宗教・対応する王号さえ持っていれば、そのうち帰順してくれるからです。
正教の国はビザンツ諸侯とルーシ諸侯ぐらいなので、正教君主での世界征服は若干難易度が上がると思います。
またジェノバ、ヴェネチア、ホルシュタイン、マインツ、イルドフランスなどの高収入地帯はカトリックなので、
これを奪った後、異宗教による反乱が起きないのは大きいと思います。
今回のプレイでは、パレルモは常時反乱状態でロクに貢献してくれませんでした。
■戦争編
<キリスト国の楽な攻め方>
キリスト王国の攻め方ですが、王号を奪ったら(数千の威信程度は先述の方法ですぐ溜まります)
相手の直轄地すべてに1万程度の兵を配置した後で、宣戦すると1か月程度で全土陥落→王国乗っ取りができます。
非常にゲーム的なのですが、フランスなど直轄地の少ない王国に対しては特に有効です。
また戦争ではほとんどの場合、封臣の軍を使っていました。
封臣は金がマイナスになることがないので、直轄領の軍より使い勝手がいいためです。
封臣への税率を0%とすることで、封臣も領土を発展させやすく多くの軍を動員することができます。
この結果、中盤からは1領邦で1万以上の兵を動員できる封臣も数多く出現し、非常に楽な戦争が行えました。
イスラムの王国は、非常に面倒でした。
敵の諸侯すべてをチマチマと攻めこちら側の封臣にした後、王の直轄地をすべて奪うという方法を採っていました。
これだとBadbaoyが上がってしまうので、直轄地を奪ったあとは下の方法でカバーしていました。
Badboy対策>
Badboy対策としては、主にイスラム教徒を使っていました。
イスラムは領土を奪うだけでクレームが手に入るので、独立した小さなイスラム国はわざと併合せずに残しておいて
評判が悪化したら攻め、「全土制圧+封臣にせずクレーム放棄」を繰り返せば・・・どう見てもチートです。
世界征服だと王号以外奪うことが少ないので、対イスラム王国以外でBadboyを気にする必要はあまりないかもしれませんが、
ルーシ諸侯やビザンツ諸侯が分裂していた場合などに使うといいかと思います。
モンゴル戦>
対モンゴル戦争では、鎧が効果的でしたが、別に軍事技術がイマイチでも勝てると思います。
これは別にモンゴル戦に限ったわけではありませんが、
戦闘は敵の士気を0にすれば勝てるので、敵に士気を回復する暇を与えないようにしましょう。
月末に戦闘状態だと士気は回復しないので、非常にゲーム的ですが、
100とか200人の兵でもいいので、月末に戦闘が続くように兵を出し続けましょう。
そうすれば敵は士気が低下していき、いずれは2万の兵に500ぐらいの兵で勝てるようになります。
今回使用した画像MOD一覧
■Tzar Dusan氏
・http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=243987
王冠をかぶせるMOD。
・http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=226434
「New Courtier Icons」。宰相や軍事長官のアイコンをかっこよくする。
■Gratianus氏
http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=215713
顔MODは今回はGratianus氏のものを使用しました。
■BeBro氏
http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=199314
インターフェイスを派手にしますが、MODで紹介されているように
DVだとtrait.bmpが使えないので、grallonsphere氏の
http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=335499
で補完しています。今回は、traits4.zipを使用。
■Medieval-izing Crusader Kings Graphics I
http://www.europa-universalis.com/forum/showthread.php?t=212181
今回はラテンVerを使用。