Von Schwaben

スワビア及びバーデン公オイル(1125~1154)

17歳でスワビア公国を継いだオイルはボヘミア人であった。

1130年代、ドイツ王ギゼルベルトは統合失調症に陥り、王としての債務がろくに果たせなくなった。
このことにより諸侯は反乱を起こし、ドイツは分裂しようとしていた。

1133年、オイルはこの機に乗じてザンクトガレン伯位を武力により奪取。
スワビア公家としては傍流のギゼルベルト王を間接的に助けた。

1136年、ドイツ王はが死去し新たにヴィルヘルム・ホーエンツォレルンが即位した。
が・・・2代続けての統合失調症患者であった。

この間、南方のナポリ王国が勢力を伸ばしつつあった。フランスとドイツの諸侯は君主を裏切り、こぞってナポリ王の元へはせ参じたのであった。

1140年、ついにオイルは親類であり、ドイツ王であるヴィルヘルムに対して独立を宣言する。
以後、スワビア公国はどの王にも忠誠を誓うことはなかった。

1143年、オイルはシチリア島征服に乗り出す。
この計画が軌道にのりだしたのはするのは死の2年前、1152年にトラバニ攻略の成功からであった。
彼は一族のロタルをトラバニ伯爵とした。

1154年、彼は息を引き取った。

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